腰痛について

10月の祭礼も終わりましたね。みなさん、ケガなどされてませんか。
最近急に、朝晩が寒くなってきました。そのせいも有るのか、「腰が固まったように痛い」と訴えられる方が続きました。
朝起きた時や長時間座っていると、腰が固まったようになって痛い、動きづらい、もう少しひどくなると動けなくなりそう、という感じです。
このような場合は、腰の周囲の筋肉が疲労や冷えによって硬くなって起こっています。電気治療や鍼治療、温熱治療にマッサージやストレッチの徒手療法を組み合わせた施術をおこないます。
腰痛には他に、物を持ったり、屈んだり捻ったりした際に激しい痛みが出る、ぎっくり腰もあります。
その場合は痛みの度合いによって、腰は安静にして周囲の筋肉の緊張を取ることにより痛みを軽減させ動きやすくさせる方が良い場合と、逆に腰の筋肉を直接ほぐしていく方が良い場合とあります。この場合も直接腰にアプローチするかどうかは別にして、電気治療、鍼治療、徒手療法などを組み合わせて施術します。急性の腰痛の場合は温熱治療は向かない事が多いです。必要に応じて腰椎ベルトをしてもらいます。
腰部の炎症が原因となり、腰部から臀部、下肢と神経痛が出ることもあります。一般的に坐骨神経痛と言われるもので、厳しい痛みやしびれが出るものもあります。
腰椎から下肢へ出ている神経の根元に炎症が起こったり、圧迫されたりすることによって起こります。
長時間の作業や立ちっぱなし、座りっぱなしによる腰部の負担からくる炎症、腰を後ろに反ることによる神経根の圧迫、腰椎分離症、辷り症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など原因となるものはたくさんあります。
この場合は、腰部の炎症や神経根への負担を軽減させつつ、神経の興奮を鎮静化させるよう電気治療、鍼治療、温熱治療、徒手療法を行います。坐骨神経痛には、特に鍼治療やストレッチが有効と思います。
もちろん、必要に応じて病院での検査もお勧めします。

22日(火)の祝日は、平常通り施術しております

岸和田市上野町西25-26(最寄駅 和泉大宮)

おくむら鍼灸整骨院